社会を変えるために必要なことは?(辻本清美さん)
<辻本清美さんプロフィール>
1960年奈良県生まれ62歳
36歳で初当選
<政治家になる前>
父も母も両親を戦士で幼いころは貧しい生活をしていた。
大学に行く人も政治もいなかかった。
1980年代は冷戦の構造がある時代
様々な国で民間外交ができなかを考えている。
早稲田大学学生時代4名からスタート
国際NGOアイキャンの東アジアでの反核非核の窓口としても活動
<政治家になるきっかけ>
36歳の時政治家、土井たか子さんから立候補の声がかかる
・女性議員を増やしたい(女性議員を増やさないと世の中がかわらない)
・憲法9条を守りたい (戦争だけは絶対に起こさない)
7期衆議院議員を務める
<考えていること>
声をあげる(私もそう思う)つながりができて、社会の変革を起こす。
ミッション、パッション、ファッション
目指すもの、情熱をもって、かっこよくやる
市民活動はダサい、面倒だと思われがちだが、かっこよくやるのは大事。
野田聖子さんと女性の政治家を増やす活動している。
次の政治にチャレンジさせるには自分達がかっこよくないといけないと
話している。
社会を変えていくには、
行動し、社会を変えたいという思い。
<NPOについて>
日本に必要なもを考えた。(少子高齢化、女性の働き方、気候変動)
気候変動は使い捨て消費型をかえないといけない。
生活スタイルも変えないといえない。
市民参加で問題を解決し、経済を動かすようにしなけばならない。
株式会社、有限会社、非営利は銀行から借り入れができない。
事務所借りる際も個人名が必要であった。
NPO法を成立させてた。
法律を変えて社会を変えていく。
例>認定NPO法人Homedoor
非正規で働く人が4割(女性の7割は非正規)
大阪は生活保護世帯が多く、ホームレスが多い。
貧困対策を税金で対処するのでなく
ホームレスとつながり、制度の利用を促進する。
ホームレスの自立支援を行う。(おかえりキッチン)
NTTドコモと契約レンタサイクル(ハブチャリ)
ホームレスの自立支援として
NTTドコモのレンタサイクルの修理をホームレスが引き受ける。
経済活動を取り入れてNPOが貧困対策に取り組む(税金をあまり使わない)
例>古着屋「DEPT Company 」代表でアクティビストのeri さん
気候変動問題に取り組む。
大量消費、大量消費はよくない。
日本はリサイクル率が悪いく経済活動で社会を変革していく。
選挙の応援をファッション面で支えてくれた。
(かっこいいスタイルの選挙活動)
取り組み事項
・男女の賃金格差是正
ある一定企業に対して
男女の賃金平均を公表を義務付ける。
・DV禁止法
超党派の女性議員でつくった
<問題点>
家の中での暴力は家の中の問題であった。
街中で男性が女性を殴ったら逮捕されるが
家の中での暴力は許されるのはおかしい
・休眠預金
忘れている銀行口座(10年使わないと銀行のもの)
EU、韓国は休眠口座を預金をボランティアに使えるようにした。
NPOへ活動資金を渡せるように
今日の話をヒントに、少しでも社会を変えるきっかけになって欲しい。
<質問>
エネルギー問題について
日本は地熱説が大きい。国立公園、制約あるので課題
風力、太陽光もちころんのこと海に囲まれている日本は波動の活用も
蓄電技術
・郵便局の働き方問題
⇒郵便局の需要が減っているが競争が激しい
・ガラスの天井問題、女性が増えるとどうなるのか?
⇒今の政治のありようは男性の方が働きやすい。
子育て中の女性が選挙区でようとする
ドブイタ選挙、一晩に10件~20件、冠婚葬祭は全部でる。
月~金迄国会で土日は地元をまわる。
月曜日の朝からビラを配布しないと議席取れない。
選挙制度含めて、女性が立候補できない
法律、制度で導入している。(クオーター制)
シングル女性は、どこで誰に看取られるのか不安がある。
シングル単位で不安がないように
女性の問題は女性が解決できるように。
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【感想】
衆議院選挙から落選から参議院選挙で比例で復活された辻本清美さん。
人の心を掴み、お話が上手で、聞きやすい講義でした。
NPOピースボートの活動から社会の問題を見て活動された印象です。
また、女性が選挙活動する際のハードルについては同感です。
女性が経済力を持って生きていくにはその視点をもっと聞きたかったです。
2022年9月17日(土)赤松政経塾 第一講師:辻本清美さん